「お宝 リターンズ」 作 岩川 光一朗 -------------------------------------------- 登場人物     天使     悪魔   (盗賊団A)     女王さま     ごえもん     鈴木 一浪   (盗賊団B)     マックス     じげん     木村 宅男 ------------------------------------------- シーン 1 盗賊団登場    暗闇の中から悪魔が現れる。舞台には2組の盗賊団。何やら会議をしている。 悪魔   ほぉっーほぉっほぉっほぉ。においがする、悪のにおいがする。この世を焼き尽くすような、悪のにおいがする。(と舞台の中央に歩み寄り)彼らね、彼らがこのにおいの元なの?何かうさんくさいわね、まあいいわ、調べてみましょう。(と手帳を取り出して調べ始める) 女王さま   作戦会議をはじめるわよ。まず明日の標的は、・・美術館。 ごえもん   何を盗むのでござるか? 女王さま   時価300億の黄金の便器よ。地図を見て。 ごえもん   ほお。たいそうな地図でござるな。 鈴木 一浪   よくここまで調べましたねー。 女王さま    私をおなめになってはいけませんことよ。 ごえもん   して、今回の計画は? 女王さま   まず、入り口。この入り口は3分ね。 鈴木 一浪   入り口は私にまかせてください。 女王さま   よし、頼りにしてるわ。入り口を入ってここ・・。   そこに、蝿が入ってくる。 女王さま   やれ。 ごえもん   はっ。拙者の刀の錆にしてくれるわ。(と刀で切る)   三人ストップモーション。 悪魔   コードナンバー9355230。ごえもん。特技、音速みね討ち切り。うーん、きれるわね。 女王さま   入り口を入ったここ。ここの壁を破ればあとは一直線よ。まあいいとこ5分ね。 ごえもん   ここは拙者に任せるでござる。 女王さま   心強いわ。 ごえもん   ありがたきお言葉。 鈴木 一浪   あっこれは!(と時計を見て) ごえもん   なんでござるか? 鈴木 一浪   時間です。5時になったので退社させていただきます。(携帯電話を取り出し)はい、もちもちパパでちゅよーこれから帰りまちゅからねー。 女王さま   待て鈴木!残業よ。 鈴木 一浪   娘よ、パパは、社会の歯車とならねばいけなくなった。すまんママには黙っていてちょーだい。 悪魔   コードナンバー9355109。サラリーマン 鈴木 一浪。特技、鍵開け。 女王さま   ここから便器までは、一直線、ここには、探知機があるかもしれないから気をつけるのよ。 ごえもん   承知した。 女王さま   それでは、感想を述べなさい。 鈴木 一浪   いつもながら、完璧ですね。 ごえもん   素晴らしくて涙がでるでござる。 女王さま   それでは今日は終わる! ごえもん・鈴木   ははぁっっー。(とひざまづく) 悪魔   コードナンバー9355125。女王様。なんだか素敵ね。   場面は、盗賊団B。 マックス   はあーい。明日は、盗みまーす。 木村 宅男   「なにをぬすむの?フランソワーズ、た・の・し・み」そうかーフランソワーズ。おまえがそう言うと僕も楽しいなあ。 悪魔   コードナンバー9355234。木村 宅男。略してきむたく。特技、人形とのお話。なんか気持ち悪いわね。 マックス   今回は、マーブル美術館に、黄金の便器を盗みに行きまーす。 じげん   黄金の便器?そんなもの盗んでどーすんだよ。 マックス   黄金の便器、それは、ロマン。あの美しい黄金色にまたがって・・・・しまーす。 木村 宅男   「なんて素敵なの、フランソワーズ憧れちゃう」そうかそうか、きむたく頑張っちゃうぞ。 じげん   そんなごくごくごくごーく、個人的な理由で盗むのかよ?やめよーぜ、俺は降りる。 マックス   また屋上の風にふかれましたか? じげん   屋上の風? マックス    いや、臆病の風でーす。 悪魔   コードナンバー9355133。謎の外国人。マックス。なんだかこの人の言葉変ねえ。 木村 宅男   でどうすんだよ。 マックス   これを見てくださーい。(と地図を見せる。地図は美術館への道のりが簡単にかいてある。すごく単純な地図。) 木村 宅男   「わあすごいこんな完璧な地図見たこない」 じげん   こんな地図で何ができるんだよ? マックス   盗みができまーす。かんぺきでーす。 じげん 不安だ。俺降りる。 マックス   まず。アジトを出まーす。北へまっすぐ。八百屋を右、郵便局を左。突き当たりでーす。 じげん   それだけかよ?他には?中の地図は?無いのかよー?盗めるわけないじゃーん。やっぱしやめよーぜ。 マックス   あなたは弱いでーす。弱い男の事を日本語で、へ なちょこいいまーす。 じげん   貴様ー。撃ち殺す。 マックス   あなたに銃は撃てませーん。 木村 宅男   「弱虫じげーん」言い過ぎだぞ。 じげん   おまえらなあ、おまえらなあ・・・。 悪魔   だれ?この情けない男は!コードナンバー9355246。じげん。特技、夜店の射的。 じげん   あれなら人は死なないからな。 悪魔   ストップモーションしてなさい。なんか、だめかも。 悪魔 なんだか明日が楽しみね。 シーン2 登場   (音楽)     舞台下手にショーケース舞台上手から盗賊団Aが順に登場。ごえもん、鈴木、女王さまの順。 ごえもん   あれに見えるショーケース、いただくでござる。   舞台中央にさしかかるそのとき、鈴木がごえもんを制止する。 鈴木   ちょっと待て。 ごえもん   何でござるか?   鈴木突然儀式を始める。儀式が終わり、サングラスをかけ周りを見回す。 鈴木   レーザーだ! ごえもん・女王さま   レーザー?   鈴木サングラスを女王さまに手渡す。 女王さま   本当だわ。 ごえもん   どれどれかすでござる。(かけて)おおっ! 女王さま    鈴木さん、先行ってね。私はしんがり時間は三十秒。行くわよ。(ストップウォッチを押す)   三人一列に整列して整然とレーザーをすり抜ける。女王さまが抜けきって右手を掲げてストップウォッチを止める。ストップウォッチを見て。 女王さま   OKよ今日も好調ね。 ごえもん   さあいただくでござるか(とケースに手をかけ)開かないでござる。されば、拙者の斬鉄剣で・・・ 女王さま   待て(とごえもんを制止して)鈴木。    鈴木サングラスを逆さにかけて遊んでいる。 鈴木   はっっ。   女王さまはつかつかとごえもんに歩み寄り剣をひっこぬく。鈴木を殴る。 女王さま   5分よ。お分かり。スタート!   鈴木儀式をする。しばらくして開けにかかる 女王さま   (ごえもんに)返すわ。(と刀を向ける) ごえもん   ま、待つでござる。やめるでござる。(と壁に張り付く) 女王さま   (ごえもんの鞘に剣を戻し)ありがと。 ごえもん   助かったでござる。 女王さま   私先端恐怖症のさむらいなんて聞いたことないわ。 ごえもん   そうでござるか。 女王さま   何で?(先端恐怖症になったの?) ごえもん   それを話すと長いでござる。 女王さま   ならいいわ。 ごえもん   あれは私のじいさんが・・・   (音楽)と、後ろからもう一団の盗賊団Bが入ってくる。舞台中央にさしかかろうとして マックス   見ることをお願いします。 木村 宅男   あっ。ショーケースだ。 マックス   そのとーりでーす。 じげん   やっぱり盗むのかよ。 マックス   もっちろんです。 じげん   やべーって。やっぱりやめようぜ。 木村 宅男   「なにいってんのよ弱虫」ほらフランソワーズだってやる気だぞ。 じげん   なにがフランソワーズだ、ただの人形じゃないか、なんだよおまえ人形おたくか?人形おたく。へへーんだ。 木村 宅男   「フランソワーズきーっく」(とフランソワーズを投げる) じげん   いてーなー、そんなことすると、そんなことするとなー マックス    泣くんですか?泣くなら私の胸に・・ じげん   (マックスに銃を向けて)へっへっへっ。 マックス   なにをするんでございますか?争い反対! じげん   盗むのやめるといえー。 マックス   そんなむっちゃくちゃなー。 じげん   いうんだー。 マックス    ところでいいことかんがえました。 じげん   なんだよいいことって? マックス   いいことっていったら、もうきまってるがな。 マックス・じげん    へっへっへっ。(マックス、鼻眼鏡を出し、かける) じげん   でなんなんだよ。 マックス   変装。 木村 宅男・じげん   (体操する) マックス    それは体操。 じげん   やめてーやめてー。 木村 宅男 へっへっへっ、ぐさ(と刺す)へっへっへっ、ざっくざっく(と穴を掘りじげんをうめててをあわせる) マックス   埋葬。 木村 宅男・じげん へっへっへっ。 マックス   やめーです。変装は私たちの国の神聖な行事。下等なギャグでけがさないでね。 じげん   はい先生。 マックス   なんですかじげんくん。 じげん   盗むことはいけないことですよね。 木村 宅男   じげんくんまたその話? じげん   人形おたくは黙ってろ。どうですか先生。 マックス   もちろん悪いことでーす。でもじげんくん。私の顔みてください。(じげん吹き出す)こんな悪人いないでーす。そうですね? じげん   はい先生。 マックス   悪人じゃない。悪いこと一つもないでーす。あなたもこれを付けて一緒に盗みましょう。 じげん   はい先生。なんだか胸のつかえがとれたようです。 マックス   わかりましたか迷える子羊。 木村 宅男   あのー。 マックス    なんです。迷える人形おたく。 木村 宅男   ぼくもなかまにいれてよー。「ふらんそわーずもすっごいさびしかった」 マックス   わっかりました。あなたにもこれをあげましょう(フランソワーズにもかける) 木村 宅男   それじゃあ頂くとしますか。 じげん   やっぱりやめようよ。 マックス   大丈夫この鼻眼鏡があれば。OK、OK。それじゃーレッツゴー!   (ポーズすると右足がレーザーに触れる)   あたりにブザーが鳴り響く  暗転 じげん   ほらやっぱりー。 シーン3 出所   6人が立っている。暗闇の中で群ぜり 盗賊団A   あれから5年。 女王さま   冷たい独房。 ごえもん   つらい労働。 鈴木   まずいめし。 盗賊団B   あれから5年。 木村 宅男   長い一日。 マックス    難しい日本語。 じげん   やっぱりやめればよかったんだよー。 盗賊団A   あいつらさえ。 盗賊団B   あいつらさえ。 盗賊団A・B   あいつらさえいなければ。   暗闇の中6人退場。 シーン4 天使と悪魔   悪魔が暗闇の中に立つ。   明転。 悪魔   呼んでいる、人々の憎しみ合う声が私を呼んでいる。   天使が舞台にでてくる。 天使   ちょいとお待ちよお嬢さん。 悪魔   またあんたついてこないでよ。 天使   ついてこないでよったって、しょうがないじゃないですか。ぼくと君とは天使と悪魔、離れられない運命にあるんだ。 悪魔   なんてすばらしい台詞なの。 天使   そうかなー。 悪魔   すばらしすぎて胸やけがするわ。 天使   薬でもさしあげましょうか? 悪魔   そうやって私のようにかわいい小娘をたぶらかして・・ 天使   小娘?小娘?どこ?小娘?(と捜す。) 悪魔   ばいばい。 天使   待ってくださいよ。何でそんなにぼくと離れたがるんですか? 悪魔   よくそんな台詞が言えたわねー。 天使   だって台本に書いてありますよ。 悪魔   台本?台本って何よ。何のこといってんの? 天使   あれ、悪魔さんご存じ無いとは言わせませんよ。これはお芝居の一シー   ンなんですよ。知ってるでしょ? 悪魔   知らないわよ。 天使   もっと詳しく言いましょうか。これはわたくしたち生物工学科の学生が中心となってやっている劇団ばいおんの復活公演「お宝リターンズ」シーン3天使と悪魔のシーンの台詞なんですよ。 悪魔   いい加減にしなさい。 天使   へっ? 悪魔   いい加減になさい! 天使   すいません。 悪魔   ああうざったい。 天使   うざったいってなんですか?ちょっと辞書引きますからね。 悪魔   もー、うざったい。うざったい、うざったい、うざったい! 天使   どーしろと言うんですか? 悪魔   私の目の前から消え失せて。 天使   だから、天使と悪魔は離れられないの。 悪魔   じゃあ、賭をしましょう。 天使   賭って? 悪魔   昨日刑務所から出所した2組の盗賊団がいるの。 天使   知ってますよあの間抜けな。 悪魔   彼らに賭けるの。 天使   だからなにを? 悪魔   彼らを戦わせてどうなるかをね。 天使   で、勝ったら? 悪魔   私にもう口出ししない。 天使   僕が勝ったら? 悪魔   ご自由に。 天使   じゃあ、僕と仲良くして下さい。 悪魔   わかったわ。 天使   じゃあどうやって、彼らを戦わせるんですか。 悪魔   そうね、こうしましょう。   と紙を二枚取り出す。悪魔、にやっと笑う。   暗転。 シーン5 悪魔の悪戯   盗賊団A,Bが板つき、明転。 盗賊団A,B   なにいっっっ!挑戦状? 女王さま   意見を述べなさい。15字よ。 ごえもん   あいつらー、生意気でござる。 女王さま   よし。 鈴木 一浪   オー、アイムソーリ、アイハブ、ノーオピニオン。 ごえもん   英語でござるな。 鈴木 一浪   イエース、ザッツライト。 女王さま   字数を守りなさい!行くわよ。 鈴木 一浪   ディスイズ、ア、サムライソード。 ごえもん   ノバの力は、すごいでござるな。   盗賊団A去る。 木村 宅男   「今時挑戦状なんて流行らないわよねー。」でも何だか燃えてくるなー。 マックス   かかってこいです、カモーンです。 じげん   こんなのイタズラだよ、やめよーぜ。 マックス   レッツゴーです。 木村 宅男   おー。   二人去る。 じげん   無視すんなよ。・・・(なにか一発やって去る) シーン5ー2 悪魔再び   悪魔入ってくる。 悪魔   ほらうまくいったでしょ。 天使   よっ、悪魔、さすがだね。やるねっ。(悪魔ポーズを取る) 天使   ところで大切なことを忘れてませんか? 悪魔   大切なこと? 天使   そう大切なこと。 悪魔   なによ? 天使   そうやってまたえらそーに。 悪魔   分かったわよ。天使さま、教えて下さいお願いよ。 天使   しょうがないですね。少し時をさかのぼりましょう。   天使、悪魔クルクル回る 悪魔   彼らにかけるの。 天使   へいいらっしゃいうどんですかそばですか? 悪魔   彼らを戦わせてどうなるかをね。   天使、悪魔クルクル回る 天使   分かったでしょ。 悪魔   うーんちょっと分かんないみたい。 天使   しょうがないなー。   天使、悪魔クルクル回る 悪魔   彼らにかけるの。 天使   へいいらっしゃいうどんですかそばですか? 悪魔   彼らを戦わせてどうなるかをね。   天使、悪魔クルクル回る 天使   分かった? 悪魔   わかんなーい。   天使、悪魔クルクル回る 悪魔   彼らにかけるの。 天使   へいいらっしゃいうどんですかそばですか? 悪魔   (くすくす) 天使   何度もさせないで下さい。 悪魔   でなによ大事なことって。 天使   あなた馬鹿ですね。僕らまだかけてませんよ。 悪魔   そーだったわね。じゃあわたしは・・・みんな死ぬに賭けるわ。 天使   ぼくは、みんな仲良くなるに賭ける。 悪魔   じゃあ見守りましょう。    天使、悪魔去る。 シーン5ー3 戦い   盗賊団Aがはいってくる。 鈴木 一浪   女王さまそろそろつきます。 女王さま   そうか。今日の計画はかくかくしかじか。 ごえもん   それは名案でござる。 鈴木 一浪   いつもながら簡潔ですねー。   女王さま、鈴木 一浪去る。 ごえもん   ところでなんでござるか、かくかくしかじかとは?   ごえもん去る。盗賊団Bが来る。 マックス   このあたりでーす。 木村 宅男   もうすぐだよフランソワーズ。 じげん   今度のねらいは何なんだよー。 マックス   あいつらより先に盗むことでーす。 じげん   何を? マックス   しりませーん。 じげん   しらないって? 木村 宅男   「なんだっていいじゃない」そうだよ、彼らに勝てばいいんだ。 じげん   無理に決まってんじゃん。あいつらプロだぜ。 マックス   またへなちょこですかじげんさーん。 木村 宅男   「がんばろうよ、じげんくん。」 じげん   がんばれよ、じゃあな。(と去ろうとするとフランソワーズの手と次元の小指が赤い糸でつながっている) 木村 宅男   「ぽっ」 じげん   さあいくぞ!おうっ。(じげん去る) 木村 宅男   まってくださいよー。   木村 宅男、マックス去る。   盗賊団Aでてくる。 ごえもん    門でござるな。 女王さま   鈴木! 鈴木 一浪   は。これは、合い言葉で開く型の門ですね。   盗賊団Aいろいろ試す。 ごえもん   ええいダメでもともと、ひらけーごまでござる。 鈴木 一浪・女王さま   定番だー。 三人   開いたー。(盗賊団Aはいる) ごえもん   もう一度やったらどうなるのでござるかな?ひらけーごまでござる。(扉が閉まる)痛いでござるやめるでござる。ひらけーごまでござるぅ。ふう、助かった。    盗賊団Bでてくる。 じげん   ここから入れるぞ。 マックス   ミスターじげん。ナーイス。 木村 宅男   がらがらがら。(と扉を開けて)開いてるよ。 マックス   開いてるのは、じげんの社会の窓でーす。 木村 宅男・マックス   閉まれーごま。 じげん   (閉める。)それじゃあ、閉まって行こ! マックス    待つでーす。 木村 宅男   今日は慎重にいこうぜ。 マックス   じゃあ、誰か先に行ってみてきて下さい。 じげん・木村 宅男   誰かって?(とマックスを見る) マックス   わかったでーす。(突然フランソワーズをつかんで)レッツゴーでーす!(とフランソワーズを投げる) 木村 宅男   フランソワーズ!(と去る)うきょー。 マックス・じげん   大丈夫か、きむたく。(と去る)    女王さまが来て、ごえもん、鈴木 一浪が来る。 ごえもん   女王さまー。 女王さま   遅いわよ。 鈴木 一浪   危ないとこでした。 女王さま   危ないとこ? 鈴木 一浪   ごえもんがつぶれる(めざめる)とこでした。 女王さま   つぶれる(めざめる)?何訳の分からないこといってるの? ごえもん   それはその・・・とおーっでござる!(鈴木 一浪に切りかかる)なにをするのでござるか? 鈴木 一浪   それはこっちの台詞です。 女王さま   何をしてるの?先に行くわよ。(と立ち止まる)道がないわ。 ごえもん   本当でござる。(と壁に手を触れ) 鈴木 一浪   抜け道がありそうですね。(と周りを調べる) 女王さま   気をつけなさい。 鈴木 一浪・ごえもん    ははーありがたきお言葉。 ごえもん   それでは行くでござる。開けーごま。開けーごまでござる。ふう、だめでござるな。(と壁によっかかる)うわぁぁぁーでござるぅ。(と壁が回転) 女王さま   大丈夫か? 鈴木 一浪   ごえもん?・・・ごえもんが消えた。 女王さま・鈴木 一浪   ごえもーん! ごえもん   どこでござるか?ごえもーん。惜しい人を亡くしたでござる。・・失礼したでござる。 女王さま   どうしたんでござる! ごえもん    抜け道を発見したのでござる。 鈴木 一浪   どこでござる。 ごえもん   ここでござる。ところでおふたかた、なんでござるでござる? 女王さま・鈴木 一浪   失礼したでござる。 女王さま   行くわよ。     去る。 じげん   大丈夫かきむたく? 木村 宅男   よくもフランソワーズをー!「ばーらがさいたー、ばーらがさいたー、まっかなばーらあがー」大丈夫かフランソワーズ? マックス   そんなのつばつけとけばオッケーです。(「ぺっぺっ」とつばつける) じげん   なんだ?ボタンがあるぞ。 木村 宅男   「おしてみましょう。」でも気をつけないと。 マックス   私が行きまーす。ぽち(と押す)びびびびび(としびれる)   すかさず木村 宅男がフランソワーズを投げる。 マックス   助かりました。 じげん   おれにまかせろ。(と銃で押す)びびびびび(としびれる)   木村 宅男がフランソワーズを投げる。 じげん   だめかぁ。 マックス   どーしましょー(と又手を触れる)おおおおっっー(とじげんに手を触れる) じげん   (しびれる)おおおおおっっーー   木村 宅男がフランソワーズを投げる。 木村 宅男   ギャグはやめましょう。「フランソワーズがいくわっっ」おっおまえ大丈夫なのか?「私だって盗賊団のはしくれよ」そ、そうか、おまえがそこまで言うならしょうがない。「ぽち」 三人    開きましたね。 じげん   あっけないなあ、まあいっか。   暗転。   (音楽)盗賊団Aが出てくる。女王さま、2人に指示を与える。2人走り去る。女王さまうなずいて去る。盗賊団B3人でうなずいて去る。ごえもんが走ってくる。壁がある。叩く、耳をつけ、音を聞く。壁から離れ斬鉄剣を抜く。音速みね打ち切り。うなずき、去る。次元がくる、左右を確認する。銃を構える。鼻眼鏡をしたマックスが手を挙げてでてくる。ちかづいて2人が何かを話す。2人で確認して、うなづいて去る。女王さま来る。手榴弾のピンを抜く。投げる。頷く、去る。鈴木 一浪が来る、壁にプラスチック爆弾を仕掛ける。離れる。スイッチオン。去る。木村 宅男が来る。フランソワーズとお話を始める。フランソワーズを床に置く。舞台から去る。戻ってくる。フランソワーズをつれて去る。盗賊団Aが出てくる。上手に去る。盗賊団Bが出てくる。下手に去る。AとBが対峙する。  女王さま また会いましたね。お間抜け3人組さん。  マックス それはこっちのセリフです。へなちょこ3人組。  鈴木 一浪   なんだと。(と、つかみ掛かろうとする)  女王さま    待て。  鈴木 一浪   はあっ。  木村 宅男・じげん   へなちょこーぉ。  女王さま   黙りなさい。  盗賊団B・3人   へなちょこぉぉぅ 女王さま   黙れ。 盗賊団B・3人   へなちょこぉぉぅーーぉぅぉぅ 女王さま   ゆるさん殺せ! ごえもん   ここはわたくしに。 女王さま   よし。 ごえもん    (女王さま・鈴木 一浪に)さがるでござる。 じげん・マックス   きゃーー(と去る)。 ごえもん   拙者盗賊団・・・先鋒ごえもんでござるいざ尋常に・・・ 木村 宅男   あちょー(とフランソワーズを飛ばす)。 ごえもん   卑怯なり。武士の風上にもおけぬ奴。 木村 宅男   「かかってきなさい、おじさん」 ごえもん   ゆるさんでござる。そこまでして拙者の斬鉄剣が見たいのでござるか。しからば・・・ 木村 宅男    とお(と今度はフランソワーズで殴る) ごえもん   このような侮辱を受けては、生きて帰す訳にはいかん。 木村 宅男   (木村 宅男フランソワーズとお話を始める) ごえもん   うえいやあっっっ!(と斬る)(と、フランソワーズの首が落ちる) 木村 宅男   くそっ、覚えてろよ。 ごえもん    口ほどにもない奴め。終わったでござる。(女王さま・鈴木 一浪でてくる) じげん・マックス    大丈夫か?(とでてくる) マックス   次は私が相手でーす! 鈴木 一浪   私こういうものです。(と名刺を出し、ずんずんとマックスに近づく。) マックス   ホワット?それ日本語ですか、私よく分かりません。 鈴木 一浪   (戻ってきて)だめか、(間)いやそんなことではいけない、お前はジャパニーズサラリーマン。日本企業で鍛え上げた力を今こそ鬼畜米英に見せつけるのだ、行け鈴木 一浪!しかしこのままでは・・・・そうだ!私は、会社で社会の歯車として働いた後その疲れはてた体を引きずって今話題の英会話ノバで鍛え上げた力を試す時が来たぁぁぁぁぁ!(マックスに近寄って)ハウドゥユドゥアイアムジャパニーズサラリーマン! マックス   私の国の挨拶はこうでーす。(と鈴木 一浪に抱きつく) 鈴木 一浪   やめろやめろやめろー。 マックス   勝ちです。 鈴木 一浪   負けた。 女王さま   (ごえもんと共にでてきて)うちの鈴木 一浪を! マックス   負け犬がほえていまーす。(じげん・木村 宅男でてくる) じげん   ♪負け犬。 木村 宅男   ♪負け犬。 じげん・木村 宅男   ♪負け犬〜〜。 じげん・木村 宅男・マックス   ♪負け犬〜〜〜〜〜! 女王さま   ゆるさん、私がいきます。 鈴木 一浪・ごえもん   女王さま! ごえもん   女王さまがいくことないでござる。 女王さま   止めるなごえもん。 鈴木 一浪   私がふがいないばっかりに。 女王さま   今までお前たちと一緒に盗めて楽しかったです。また会うことがあれば、私と共に盗んでくれますね? ごえもん・鈴木 一浪   女王さまぁぁぁぁぁぁ! 女王さま   さあいくわ。 じげん   お別れは、終わったか? ごえもん   黙るでござる。 じげん   次は俺が相手だ、みんなさがってろ。 鈴木 一浪   あーあかわいそー、うちの女王さまはすごいからなー じげん   すごいってなにがすごいんだよ。 ごえもん   それは戦ってみないと分からないでござる。とにかくすごいでござる。 鈴木 一浪   こんなにおしとやかで。 ごえもん   こんなに美しくて。 鈴木 一浪・ごえもん   上品な女王さまが! 女王さま   (照れて)もういいさがれ。 鈴木 一浪・ごえもん   またまたぁ〜。 女王さま   下がりなさい! 鈴木 一浪・ごえもん   ははあ。(立ち上がり)女王さまぁぁぁーー(と手を振りながら退場) じげん   覚悟しろ! 女王さま   来なさい。 じげん   さあいくぞ! 女王さま   来い。 じげん   撃つぞ。 女王さま   撃ちなさい。・・・なぜ撃たないの早く来なさい! じげん   すいません。(ひれふす) 鈴木 一浪・ごえもん   さすがっ女王さまっ。 女王さま   (ポーズ) じげん   くそっ。 マックス   もう負けたですか? 木村 宅男   早いですね。 じげん   うるさい。 ごえもん   女王さまお耳を・・・ 女王さま   何、そうか分かった。 ごえもん   女王さまから話があるでござる。皆心してきくでござる。 女王さま   これ以上、無益な戦いはやめましょう、積年の恨みは、今の戦いで消えました。 じげん・木村 宅男・マックス   消えてない消えてない。 女王さま   消えました。 じげん・木村 宅男・マックス   はい、消えました。 女王さま   そこで皆でこの先にある宝の部屋に取りかかってはどうかと思います。いいですね。 女王さまのほか   ははあ。   暗転 天使   悪魔さん。どこにいったのですか。悪魔さーん。悪魔さーん。(悪魔は横にいる) 悪魔   なによ。 天使   何ですか悪魔さんいたんですか? 悪魔   なによ。 天使   何ですか悪魔さんいたんですか。ところで賭はどうなりましたか? 悪魔   しらないわよ。 天使   何ですか聞こえないですね。 悪魔   どうなったの?私全然しらなーい。 天使   彼ら手を結びましたよ。 悪魔   そーなんですか天使さん私全く知りません事よ。 天使   まーたまた悪魔さん。全部知ってるくせに。 悪魔   だから何なのよ何が言いたいの? 天使   手を結んだ。イコール仲良くする。もしかして、僕の勝ちですか? 悪魔   まだ時間があるわよ。 天使   僕が勝つのも時間の問題ですね。 悪魔   うるさい、黙ってみていなさい。 天使   あーこわいこわいそれじゃまた。あーあ楽しみだな。 悪魔   くそっ。   暗転 女王さま   この金庫ね、開けなさい。 ごえもん   はっ、拙者からやらせていただくでござる。とおっ。だめでござる。 鈴木 一浪   では私が。だめですねえ。 木村 宅男   「私にやらせなさい」がんばれフランソワーズ。「・・・だめみたい」 じげん   (銃を向け)開け!だめか。 マックス   (だきつく)だめでーす。 女王さま    私に任せなさい。 女王さまのほか   開いた! 女王さま   おいおいおい。いくわよ。とおっ(とチョップがくっとうなだれて)だめね。 ごえもん   みんなきくでござる。 マックス   なんですか?ごえもん。 ごえもん   もう夜が明けるでござる。 鈴木 一浪   もうそんな時間ですか? 女王さま   早くここから離れないとやばいわね。 ごえもん   早くしないとまた独房でござる。 じげん   でもここまで来てあきらめるのかよ。 木村 宅男   「もったいないわ」そうだよなフランソワーズ。 じげんと木村 宅男の他   さらばだじげん、きむたく。(とジャンプ) ごえもん   と、外に出たでござる。あれっ、じげん、きむたく。なんでいるでござる。 じげん・木村 宅男   はっ。あれーー(と回りながら去る) マックス   惜しい人たちを亡くしました。 ごえもん   まあ彼らは彼らなり、元気にやっていくでござろう。 鈴木 一浪   今回の盗みは楽しかったですね。女王さま。感想を。15文字以内。 女王さま   また次の機会にがんばろう。 鈴木一浪・ごえもん   よし。 マックス   私も今回の盗みはとても刺激的でした。 鈴木一浪・ごえもん   字数を守りなさい。 女王さま   あっ見て。朝日よ。 鈴木 一浪   本当ですね。 マックス   日本の朝日最高です。 ごえもん   きれいでござるな。・・・もしや、盗みは失敗したが、私たちは、もっと大事なものを・・・ 女王さま   ごえもん、黙りなさい。もうみんな気づいているわ。 鈴木 一浪   それは、 マックス   待ってください。私にも言わせてください。 女王さま   じゃあみんなで一緒に言いましょう。せーの。 4人   ゆ・う・じょ・う。 女王さま   さあみんなあの朝日に向かって走るのよ! ごえもん・鈴木 一浪・マックス   えーー。 女王さま   命令よ。 ごえもん・鈴木 一浪・マックス   ははぁ。 ごえもん   それでは拙者から・・・(と一人一人思い思いの一言を言って、走り去る)   天使と悪魔が出てくる。 天使   やっほー。ぼくの勝ちですね悪魔さん。 悪魔   そうみたいね天使さん。 天使   じゃあ、約束どうりに仲良くしてもらいましょうか。 悪魔   しょうがないわねえ、どうしたらいいの? 天使   僕と(耳打ち)してください。 悪魔   え!?・・・しょうがないわね。 天使   それじゃあ。   二人踊る。 天使   これで僕らの友情も安泰ですね。 悪魔   そっそうね。 天使   スマイル。(とポーズ)   暗転 じげん   おーいみんなー。ホントにおいてくんだもんな。 木村 宅男   「みんなひどいわ私たちをおいていくなんて」ホントひどいよな。 じげん   おいっこれからどうすんだよ。 木村 宅男   とりあえず逃げますか。 じげん   そうするか。 木村 宅男   「じげんさん」 じげん   なんだ? 木村 宅男   「私たちも大切なものを手に入れたと思うの。」 じげん   なんだよ。 木村 宅男   それは。 じげん   それは? 木村 宅男   それは、「あ・い・じょ・う」    暗転。 じげん   ぎゃー。 (幕)