演劇の本 : エントリ
ひびき合いエチュード集―演技とは… |
![]() shige ( 2003/12/31 ) 【対 象】初中 【推奨度】★★★ 【コメント】約120ページのうち、前半の60ページは、演技の基礎としての(独立したパントマイムとしてではなく)マイム、簡単な設定を決めての即興等が、系統立てて並んでいる。後半の60ページは、2人から13人までの練習用の短編が9本という構成だ。後半の短編は、内容や言葉遣いが、ちょっと古い感じになってしまっていて、そのままでは使うのは難しいが、実際に女子3人用のものを少しアレンジして使ったときは、役に立った。この本は、演劇部を始めたばかりの頃に買い、何度か使ったのだが、この小冊子に書かれていることを指導するには、かなりの力量がいるように感じる。だから、推奨度を★★★としたが、使う環境によって、★にも★★★★★にもなると思う。何冊か、野田雄司の著作を持っているが、まだ、すべて読み切っていない。それを読んでから、また、改めて使ってみるのがいいのかも知れない。あるいは、参考文献に、スタニスラフスキー、メイエルホリド、メソード演技関係が並んでいるので、そちらを熟知することが先決か。(2003.12.31) |
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