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管理人ブログ - 八戸道中記1

八戸道中記1

カテゴリ : 
演劇コラム
執筆 : 
shige 2005/8/7 23:08
 ナビを頼りに、8:10に会場着。すでに大勢並んでいる。係の方が、人数をカウントしていた。私は、271番だった。

 「重盛さーん!」

元気な声がする。振り向くと、去年まで八王子にいたF先生がいた。彼女は、毎年夜行バスでこの大会を見に来ている。実を言うと、私が全国大会を見に来るようになったのは、この先生の影響だ。ただ、私は彼女のようなバイタリティはないので、新幹線にレンタカーという軟弱ぶりだ。

 「何時に着いたんですか?」
 「6時くらいかな。そこじゃ、いい席取れないでしょ。席とっといてあげようか?」

 お陰で、審査員席のすぐ前、観客席のほぼ中央で見ることが出来た。開会式まで、まだ、だいぶ時間がある。今朝、早く起きたので、私は座席でウトウトしていた。

 「へー!脚本書いてるんですかあ!」

 F先生の大きな声で目が覚める。彼女は、人見知りの私とは正反対で、すぐ誰とでも仲良くなる。隣の席に座った、多分、大学生くらいの女の人と話し込んでいる。

 「どんなの書いてるんですか?」
 「はりこのトラの穴って知ってますか?」

ギクッ。おいおい、そんな名前が出てきちゃうのか?!

 「あー、はいはい。」
 「あそこで、脚本公開してるんですけど・・・。」
 「ペンネームって、あるんですか?」
 「はい、Jっていうんですけど・・・。」

わあお!!知ってる(ネットで)人だあ!!!
しかも、以前、ある掲示板で意見交換したことがある。いや、意見交換と言うよりは、対立に近く、気まずい感じで終わっている。

 どうしよう、名乗ろうか、でも、名乗って、嫌な顔されたら、3日間気まずいし・・・。取りあえず、知らんぷりすることにした。

 しかし、ネット上の私のハンドルは、どこでも「SHIGE」だ。F先生が、「しげもりさん!」って、元気よく呼ぶとバレる可能性がある。ヒヤヒヤものだった。

 4本の上演を見終わって、夕方、F先生と喫茶店に入る。今日見た演劇の話しで盛り上がった。途中で、Jさんを知っている話と、二戸に宿泊している話をする。前半の話は、笑って聞いてくれたが、後半の話は、愚痴をこぼす私に「絶対、変えて貰った方がいい。」と言ってくれたので、勇気を出して、もう一度、旅行会社に電話してみた。

 色々話し合った結果、二戸にもう一泊して、最終日は、八戸のシティホテルに泊まることで話が付いた。

 喫茶店にいるうちの雨が降り出した。宿までの道のりは、雨で路面が不安定な上に、霧で視界が悪く、カーブや対向車がよく見えない。それでも、やっぱり、地元の車は情け容赦なくあおってくる。ナビを見る余裕がなくて、曲がり角を2回間違えた。本当に、死ぬかと思った。自分の「雨男」ぶりが、ここまですごいとは思わなかった。

 明日も早い。昨日学習したので、ちぎれたホースの所は避けて座り、手早く、風呂を上がった。部屋に戻って、洗面所の蛇口をひねると、「ブハッ!」と音がして、茶色い水が出た。実は部屋にも風呂が付いていて、そこにも温泉の効用が書いてある。もしかしたら、これも温泉かと思ったが、どうやら、夏休みの後に学校の水道から出てくるのと同じ種類の茶色い水だった。夕食が終わり、片づけに来た仲居さんに聞いてみた。

 「この部屋風呂も温泉なんですね。」
 「ああ、それねー。昔は出たらしいけど、今は使ってないです。もしかしたら、水みたいのがチョロチョロでるかもしれんけどね。」
 「・・・ああ・・・そうなんですか・・・。」
 「じゃあ、旅行会社から連絡あって、明日は、朝食6時半ですから。」

 ドラゴン桜を見て、すぐに寝た。はい、ほんとにネタじゃありません。
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