管理人ブログ - ソフトレビューカテゴリのエントリ
最近、社会現象とも言うべきブームを巻き起こしている百マス計算。ルーツは、20年ほど前の岸本裕史氏の「見える学力見えない学力」という教育書だ。私も、これまで授業に組み込んできたが、今年は、パソコンソフトを使ってみることにした。
vector(オンラインソフトの総合サイト)で検索すると、フリーソフトで「百マス(ます)計算」と名の付くものが28本、その他100問計算や基礎計算等の名称のものを合わせると、50本以上あった。すべてというわけにはいかなかったが、順番にインストールして、ざっと調べてみた。
タイプで分けると、パソコン上で練習するものと、印刷用のプリントを作成してくれるもの、その両方を兼ねたものの3種類。内容では、ほとんどが、足し算、引き算、かけ算の3種類ができるものだが、一部、どれか1つに特化したものや、割り算にも対応したものがある。そして、プログラミングの方法で言うと、エクセルのマクロで作ったものと専用ソフトのものに分かれる。
一般の方は驚くかも知れないが、私の(八王子の?)中学校は、子機(生徒が使うパソコン)に、エクセル(オフィス)がプリインストールされていない。40台分買う学校予算がないので、未だに一部にしか入っていない。従って、エクセルマクロのものは使えない。オープン・オフィス(無料のマイクロソフトオフィスの互換ソフト)を入れる手はあるが、試しに私のパソコンに入れてみたら、不安定だったので、ちょっと踏み切れない。
専用ソフトの中で、私のベストチョイスは、「百ます計算 by HSP」(ひらのくにお・作)だ。印刷機能はないが、その分、動作が軽く、インターフェースが洗練されている。子供が使うことを前提に作られていて、何の説明もなしで直感的に使うことが出来るし、潔く設定のような面倒なものが一切ない。さらに、レジストリ等を使っていないので、40台にインストールするのに、ラン上からコピーするだけで済む。
実際に授業で使ったが、気軽に、そして楽しく使えて、私も生徒(中学1,2年生)もあっという間に夢中になってしまう。また、週に1,2回、2ヶ月ほどの利用で、引き算が、最初は13分ほどかかった生徒が5分を切るまでに計算力が上がった。また、Ver. 1.2から、ランキング機能がついて、自分のタイムをクリック一つでネット上に送信して、全国の人と競うことが出来る。このような素晴らしいソフトを無料で公開して下さっているひらの氏に心から感謝したい。
この記事をご覧になった先生方や生徒の皆さんにも是非、お薦めします。
vector(オンラインソフトの総合サイト)で検索すると、フリーソフトで「百マス(ます)計算」と名の付くものが28本、その他100問計算や基礎計算等の名称のものを合わせると、50本以上あった。すべてというわけにはいかなかったが、順番にインストールして、ざっと調べてみた。
タイプで分けると、パソコン上で練習するものと、印刷用のプリントを作成してくれるもの、その両方を兼ねたものの3種類。内容では、ほとんどが、足し算、引き算、かけ算の3種類ができるものだが、一部、どれか1つに特化したものや、割り算にも対応したものがある。そして、プログラミングの方法で言うと、エクセルのマクロで作ったものと専用ソフトのものに分かれる。
一般の方は驚くかも知れないが、私の(八王子の?)中学校は、子機(生徒が使うパソコン)に、エクセル(オフィス)がプリインストールされていない。40台分買う学校予算がないので、未だに一部にしか入っていない。従って、エクセルマクロのものは使えない。オープン・オフィス(無料のマイクロソフトオフィスの互換ソフト)を入れる手はあるが、試しに私のパソコンに入れてみたら、不安定だったので、ちょっと踏み切れない。
専用ソフトの中で、私のベストチョイスは、「百ます計算 by HSP」(ひらのくにお・作)だ。印刷機能はないが、その分、動作が軽く、インターフェースが洗練されている。子供が使うことを前提に作られていて、何の説明もなしで直感的に使うことが出来るし、潔く設定のような面倒なものが一切ない。さらに、レジストリ等を使っていないので、40台にインストールするのに、ラン上からコピーするだけで済む。
実際に授業で使ったが、気軽に、そして楽しく使えて、私も生徒(中学1,2年生)もあっという間に夢中になってしまう。また、週に1,2回、2ヶ月ほどの利用で、引き算が、最初は13分ほどかかった生徒が5分を切るまでに計算力が上がった。また、Ver. 1.2から、ランキング機能がついて、自分のタイムをクリック一つでネット上に送信して、全国の人と競うことが出来る。このような素晴らしいソフトを無料で公開して下さっているひらの氏に心から感謝したい。
この記事をご覧になった先生方や生徒の皆さんにも是非、お薦めします。