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管理人ブログ - 全中演研2日目 −後編

全中演研2日目 −後編

カテゴリ : 
演劇コラム
執筆 : 
shige 2005/8/3 23:08
 前回のクイズの答は、「景色を眺める」。確かにそうだ、暇になれば、人は景色を眺める。しかし、さっき、実際に景色を長めながら練習した自分が、講習室に戻ったら、もう、客席一杯に広がっているはずの景色を忘れてしまう。恥ずかしかった。

 「それじゃあ、明日までに、動きを考えて、セリフを覚えてくるように。」

 あっという間に、午後の講習も終わってしまった。今日は、この後、懇親会の予定だが、久しぶりに、頭と体をフル回転させたので、とてもそんな気分にならない。宿泊で参加していたので、取りあえず、自室に戻ってベッドに倒れ込んだ。

 1〜2時間して、ベッドから起きあがり、ユニットバスに入る。湯船でのんびりしてると、どうにか、体力と気力が戻ってきた。

 時計を見ると、8時近い。懇親会は、7時半に終わっているはずだ。7時半から8時40分までは、宿泊者用の自由練習の時間。うちのチームは全員宿泊。誰かいるかなと思って、別棟の講習室に行ってみたが、電気が消えていた。仕方ないので、椅子を並べて、動きと立ち位置をいろいろ試してみる。結局、10時くらいまで、一人でセリフを覚えながら、色々動いてみて少し感じが掴めた。

 宿舎棟にもどると、近くの部屋から、何人かの話し声が聞こえる。ちょっと、久留米でスワローズを上演した安藤さんに聞いてみたいことがあったので、ノックをした。

 「どうぞ。」
 「あの、安藤さんいますか?」
 「いや、いないけど・・・。」
 「あっ!」
 「あら、重盛さん。」

 安藤さんはいなかったが、そこには、うちのグループのるみと演出担当が、座っていた。

 「どこにいたんですか?練習するだろうと思って、懇親会の会場で待ってたのに。」
 「えー!ほんとですか?私、講習室で、一人で練習してました。」
 「何だ、言ってくれれば良かったのに。」
 「いや、懇親会場まで、行くのは失礼かと思って。」

 どうやら、午後の講習の時から、私が練習したがっているのを感じて、スタン張ってくれていたらしい。何だか、ちょっと、嬉しかった。

 「じゃあ、せっかくだから、ちょっと、打ち合わせしませんか。」
 「いいわよ、じゃあ、台本持ってくる。」

 それから私の部屋に集まって、るみや浩二の人物像、二人の関係など、侃々諤々の議論が夜中の1:20くらいまで続いた。

 1年間、スワローズに関わってきて、多分、500回以上読み込んだはずの脚本から、次々と思いもしない解釈が出てくる。面白かった。

 「じゃあ、そろそろ、寝ましょうか。明日もあるし・・。」
 「もう、今日ですけどね・・・。」
 「ほんとだ、起きられるかな。」
 「じゃあ、また、明日。」
 「お休みなさーい。」

 だいぶ、固まっては来たが、肝心のセリフがまだ入っていない。ベッドに横になりながら、2場の前半を覚えた当たりで、もう、まぶたが開かなくなってきて、2時頃、ベッドの脇に台本が滑り落として、そのまま寝た。(続く)
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