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管理人ブログ - 青春舞台

青春舞台

カテゴリ : 
演劇コラム
執筆 : 
shige 2005/9/10 19:09
 NHKBS2の「青春舞台2005」を見た。私が見たのは今年で5回目だが、去年までと色々変わっていて、面白かった。

 まず、驚いたのが、「HR」の中のセリフ。

 「10時45分のJALでしたね。」

むむむ。これはどうしたことか。
 かつて、紅白で山口百恵に、「真っ赤なポルシェ」を「真っ赤なクルマ」と歌わせ、2年前の「贋作マクベス」でも、携帯電話の企業名が出るところをカットさせたNHKが、企業名をそのまま言わせている。これがチェックミスでなくて、方針変更なら非常に嬉しい。

 次の「修学旅行」でも、「NHKなんていいから、フジテレビ見せろー!」って言わせてるし・・・でも、まあ、こっちは変えられないか(笑)。

 また、司会のアナウンサーも以前よりは、演劇をわかっている人を起用しているようだし、各校の生徒を5人に絞り込んでるし、上演の合間に、下らないおふざけをやめて、代わりに、大道具の立込を紹介したり、「母音読み」の発声練習をやってみたり、とにかく、演劇を大切に扱ってくれている印象を持った。

 来年から、この番組がなくなるような噂もあるが、司会者の「来年は京都ですね、また、お会いしましょう。」という言葉が本当であって欲しい。

 さて、実際の録画だが、改めてみると、やはり色々な発見があって、面白い。ナマで見たときとは別の部分で結構引きこまれた。

 特に、最後の「修学旅行」は、初見の時と違って、「戦争」というキーワードを頭に置いて見ていると、随分、聞き流していたセリフがあることに気が付く。

 両袖から多数の枕が飛び交うシーンも、「どっから飛んでくんだよ」と、単純に笑っていたが、今日は、世界をミサイルが飛び交うシーンに見える。そうすると、「どっから飛んでくんだよ。」というギャグが、恐怖に変わる。いつ、自分たちの上にどこの誰(国とは限らない)が発射したかわからないミサイルが飛んでくるかも知れない世界に住んでいるのだ。

 ラストの山手線ゲームのシーンも客席で見ているときは、5つの布団にサスが当たっているのがよくわからなかったが、テレビで俯瞰で見られたお陰で、5大陸を表現していることがやっとわかった。

 きっと、この作品は、今年から、あちこちの中学校で上演されるだろう。願わくば、「七人の部長」の時のようなビデオコピー大会ではなく、脚本をしっかり読み込んだ上での、オリジナルの上演であって欲しいと思う。

 それにしても、素晴らしかった。もう1回みたい。
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