管理人ブログ - 演劇コラムカテゴリのエントリ
先週の金曜日。どうにか、初の校内公演の日を迎えた。脚本は「家庭の事情」。何故か(といっては、甘夏さんに失礼だけど)中学生は大好きで、新入部員に読み合わせをさせると、みんなやりたがる。
校内公演をやる事に決めてから、この2ヶ月ほど様々な紆余曲折があった。正直、「もう、公演中止!」と何度か言いたくなったが、結局、その度に部員に救われてきた。
みんなで話し合って、ここ3週間ほどは休日も練習した。BGMを流し、衣装を付けていくうちに、自然とみんなの集中も増してきた。取りあえず万全とは言えないが、数週間前と比べて、見違えるほど良くなった。
猫背で、手をブラブラさせ、目をキョロキョロさせながら、セリフを小声でボソボソ言っていたのが、しっかり背を伸ばし、感情を込めて、相手にハッキリ言葉を届けるようになってきた。
そして、金曜の朝、登校した私の机の上に2枚のメモが置いてあった。部員の欠席の連絡だ。一人は、部長代理(まだ、部長を決めていない)のU、彼女は今まで練習をほとんど休んだ事がない。けれど、水曜日に調子が悪いから部活を休みたいと言ってきて、木曜日も休んでいた。もう一人のIも、水曜日に病院に行って、木曜日は欠席。メモには、「演劇部に迷惑をかけて申し訳ありません。」とお母さんから丁寧な伝言があった。
今週に入って、みんな体調が悪かった。
「先生が、公演の日を13日の金曜日にするからだよ。」
「なんだよ、それー。みんなできめたんだろお!」
昨日の部員との会話が頭をよぎる。部員は7人(男子3人、女子4人)。キャストは5人。全員出演できるように、キャストを入れかえて、昼と放課後の2回公演をするはずだった。だから、それぞれの役にキャストは2人以上いるし、3つ以上の役をこなせるものもいる。ところが、よりによって、休んだ二人が同じ「愛」という役柄で、確か他にできるものがいない。9割方中止にするしかない。公演の宣伝はすでに放送やポスターでしてあるので、中止なら、すぐアナウンスしなければならないが、勝手に決定する訳にもいかない。
緊急で、休み時間に部員を集める。
「どうする?愛役出来るか?」
キャストはみんな首を振る。押し黙って迷ってるうちに、チャイムが鳴る。
「次の休み時間にもう一回集合。」
「はい。」
職員室に戻って、来週の予定を調べる。職員会議や午前中授業で放課後は出来る日がない。昼休みに出来そうなのが1回だけ。昼に2回公演は出来ない。あれだけ、みんなで練習してきたのだから、何とか全員舞台に立たせたい。観客から、拍手を貰って欲しい。本当に困った。
校内公演をやる事に決めてから、この2ヶ月ほど様々な紆余曲折があった。正直、「もう、公演中止!」と何度か言いたくなったが、結局、その度に部員に救われてきた。
みんなで話し合って、ここ3週間ほどは休日も練習した。BGMを流し、衣装を付けていくうちに、自然とみんなの集中も増してきた。取りあえず万全とは言えないが、数週間前と比べて、見違えるほど良くなった。
猫背で、手をブラブラさせ、目をキョロキョロさせながら、セリフを小声でボソボソ言っていたのが、しっかり背を伸ばし、感情を込めて、相手にハッキリ言葉を届けるようになってきた。
そして、金曜の朝、登校した私の机の上に2枚のメモが置いてあった。部員の欠席の連絡だ。一人は、部長代理(まだ、部長を決めていない)のU、彼女は今まで練習をほとんど休んだ事がない。けれど、水曜日に調子が悪いから部活を休みたいと言ってきて、木曜日も休んでいた。もう一人のIも、水曜日に病院に行って、木曜日は欠席。メモには、「演劇部に迷惑をかけて申し訳ありません。」とお母さんから丁寧な伝言があった。
今週に入って、みんな体調が悪かった。
「先生が、公演の日を13日の金曜日にするからだよ。」
「なんだよ、それー。みんなできめたんだろお!」
昨日の部員との会話が頭をよぎる。部員は7人(男子3人、女子4人)。キャストは5人。全員出演できるように、キャストを入れかえて、昼と放課後の2回公演をするはずだった。だから、それぞれの役にキャストは2人以上いるし、3つ以上の役をこなせるものもいる。ところが、よりによって、休んだ二人が同じ「愛」という役柄で、確か他にできるものがいない。9割方中止にするしかない。公演の宣伝はすでに放送やポスターでしてあるので、中止なら、すぐアナウンスしなければならないが、勝手に決定する訳にもいかない。
緊急で、休み時間に部員を集める。
「どうする?愛役出来るか?」
キャストはみんな首を振る。押し黙って迷ってるうちに、チャイムが鳴る。
「次の休み時間にもう一回集合。」
「はい。」
職員室に戻って、来週の予定を調べる。職員会議や午前中授業で放課後は出来る日がない。昼休みに出来そうなのが1回だけ。昼に2回公演は出来ない。あれだけ、みんなで練習してきたのだから、何とか全員舞台に立たせたい。観客から、拍手を貰って欲しい。本当に困った。
台風接近中の14日(土)。パルコ劇場まで、「笑いの大学」の英語版を見にいってきた。ストーリーは知ってるものの、英語がからきしダメな自分が楽しめるかどうか心配だったが、字幕の助けを借りながらも、充分楽しむ事が出来た。それに意味はあまりわからないが、英語のセリフのリズムは聴いていて心地いい。役者も達者で、身体表現による笑いは、帰って日本人よりいいような気がする。
会場には、外国人が沢山見に来ていて、セリフを聞いて直接笑う客と、字幕を見て笑う私達との間に少し時間差が出来るのも面白かった。(また、それが場面によって、字幕の方が先の事もあって、さらに面白かった。)
脚本は、設定を外国にした以外は、大体原作通りだが、検閲官の家庭や性格を掘り下げていて、厚みが増していたように思う。ただ、一つの不満は、パンフレットに役者のコメントがなかった事。演じた二人の意見を是非聞きたかった。
会場には、外国人が沢山見に来ていて、セリフを聞いて直接笑う客と、字幕を見て笑う私達との間に少し時間差が出来るのも面白かった。(また、それが場面によって、字幕の方が先の事もあって、さらに面白かった。)
脚本は、設定を外国にした以外は、大体原作通りだが、検閲官の家庭や性格を掘り下げていて、厚みが増していたように思う。ただ、一つの不満は、パンフレットに役者のコメントがなかった事。演じた二人の意見を是非聞きたかった。
転勤して演劇部を立ち上げ、何人かの部員の増減を経て、どうにか軌道に乗ってきた。何回かブログに書こうかと思ったし、部員にも書く事の了解は得ていたが、3年前の苦い思い出からずっと躊躇っていた。
3年前、前任校に転勤して、新しく演劇部を立ち上げた。何とか4人の部員が入部してくれて活動を開始した。部員に了解を得てブログにも活動の様子を書き始めたが、夏休み直前に全員退部してしまった。そして、ブログで活動中止のお知らせをしなければいけない羽目になった。正直、未だに良く理由がわからない部分もあるが、多分、私の気がはやっていて部員達が、ついて行けないと感じたのかなあと思っている。
で、今年は、なるべくのんびりやる事にした。一つ一つの活動を部員達と相談しながら、すこ〜しずつ形にしていくように心がけた。それでもやっぱり、一人一人の思いは様々でいろいろあったが、どうにか、校内公演までこぎ着ける事が出来た。
これから先、順調に進むかどうかわからないが、取りあえず演劇部を作った意味はあったし、一緒に顔晴れると思ったので、これからブログに書いていく事にした。良ければ読んでやって下さい。
3年前、前任校に転勤して、新しく演劇部を立ち上げた。何とか4人の部員が入部してくれて活動を開始した。部員に了解を得てブログにも活動の様子を書き始めたが、夏休み直前に全員退部してしまった。そして、ブログで活動中止のお知らせをしなければいけない羽目になった。正直、未だに良く理由がわからない部分もあるが、多分、私の気がはやっていて部員達が、ついて行けないと感じたのかなあと思っている。
で、今年は、なるべくのんびりやる事にした。一つ一つの活動を部員達と相談しながら、すこ〜しずつ形にしていくように心がけた。それでもやっぱり、一人一人の思いは様々でいろいろあったが、どうにか、校内公演までこぎ着ける事が出来た。
これから先、順調に進むかどうかわからないが、取りあえず演劇部を作った意味はあったし、一緒に顔晴れると思ったので、これからブログに書いていく事にした。良ければ読んでやって下さい。
転勤して演劇部を立ち上げ、何人かの部員の増減を経て、どうにか軌道に乗ってきた。何回かブログに書こうかと思ったし、部員にも書く事の了解は得ていたが、3年前の苦い思い出からずっと躊躇っていた。
3年前、前任校に転勤して、新しく演劇部を立ち上げた。何とか4人の部員が入部してくれて活動を開始した。部員に了解を得てブログにも活動の様子を書き始めたが、夏休み直前に全員退部してしまった。そして、ブログで活動中止のお知らせをしなければいけない羽目になった。正直、未だに良く理由がわからない部分もあるが、多分、私の気がはやっていて部員達が、ついて行けないと感じたのかなあと思っている。
で、今年は、なるべくのんびりやる事にした。一つ一つの活動を部員達と相談しながら、すこ〜しずつ形にしていくように心がけた。それでもやっぱり、一人一人の思いは様々でいろいろあったが、どうにか、校内公演までこぎ着ける事が出来た。
これから先、順調に進むかどうかわからないが、取りあえず演劇部を作った意味はあったし、一緒に顔晴れると思ったので、これからブログに書いていく事にした。良ければ読んでやって下さい。
3年前、前任校に転勤して、新しく演劇部を立ち上げた。何とか4人の部員が入部してくれて活動を開始した。部員に了解を得てブログにも活動の様子を書き始めたが、夏休み直前に全員退部してしまった。そして、ブログで活動中止のお知らせをしなければいけない羽目になった。正直、未だに良く理由がわからない部分もあるが、多分、私の気がはやっていて部員達が、ついて行けないと感じたのかなあと思っている。
で、今年は、なるべくのんびりやる事にした。一つ一つの活動を部員達と相談しながら、すこ〜しずつ形にしていくように心がけた。それでもやっぱり、一人一人の思いは様々でいろいろあったが、どうにか、校内公演までこぎ着ける事が出来た。
これから先、順調に進むかどうかわからないが、取りあえず演劇部を作った意味はあったし、一緒に顔晴れると思ったので、これからブログに書いていく事にした。良ければ読んでやって下さい。
最近、ひとりで舞台を見にいく事が多かったが、久しぶりに師匠のF先生と野田秀樹の「THE BEE」を見にいった。平日だったので、仕事で開演に10分ほど遅れ、妻子を人質にとられたサラリーマンの主人公が、犯人の妻子のアパートを訪ねるシーンから見た。
詳しくは書かないが、かなり凄惨なシーンが続いて、予備知識が全くなかった私は、「何だよ、この気持ち悪い舞台は」という感じで会場を出たいと思ったほどだった。でも、まあ、我慢してみているうちに、暫くして「そうか、これは反戦劇か。」とわかると、それぞれのシーンの意味や演出が急に鮮やかに飛び込んできて、すっかり引きこまれてしまった。1時間があっという間で、結果的に 素晴らしい舞台だった。
先日、NHKBSのミッドナイトショウで、前半のトーク部分で、だれかが、「今、何はともあれ、取りあえず、戦争反対だけは言わざるを得ない」といっていたのを思いだした。文化人が一斉に警報を鳴らしている。色々考えさせられた。
帰りに、師匠と雑談。
「学級便り、毎週続けてるよ。」
「ブログ読んでるから知ってる。」
「そうなんだ。」
「でも、あれ、一つだけ違うんだよね。」
「何が?」
「十数年じゃなくて、二十数年なんだよね。」
師匠、ちゃんと訂正しときましたよ。
詳しくは書かないが、かなり凄惨なシーンが続いて、予備知識が全くなかった私は、「何だよ、この気持ち悪い舞台は」という感じで会場を出たいと思ったほどだった。でも、まあ、我慢してみているうちに、暫くして「そうか、これは反戦劇か。」とわかると、それぞれのシーンの意味や演出が急に鮮やかに飛び込んできて、すっかり引きこまれてしまった。1時間があっという間で、結果的に 素晴らしい舞台だった。
先日、NHKBSのミッドナイトショウで、前半のトーク部分で、だれかが、「今、何はともあれ、取りあえず、戦争反対だけは言わざるを得ない」といっていたのを思いだした。文化人が一斉に警報を鳴らしている。色々考えさせられた。
帰りに、師匠と雑談。
「学級便り、毎週続けてるよ。」
「ブログ読んでるから知ってる。」
「そうなんだ。」
「でも、あれ、一つだけ違うんだよね。」
「何が?」
「十数年じゃなくて、二十数年なんだよね。」
師匠、ちゃんと訂正しときましたよ。
最近、ひとりで舞台を見にいく事が多かったが、久しぶりに師匠のF先生と野田秀樹の「THE BEE」を見にいった。平日だったので、仕事で開演に10分ほど遅れ、妻子を人質にとられたサラリーマンの主人公が、犯人の妻子のアパートを訪ねるシーンから見た。
詳しくは書かないが、かなり凄惨なシーンが続いて、予備知識が全くなかった私は、「何だよ、この気持ち悪い舞台は」という感じで会場を出たいと思ったほどだった。でも、まあ、我慢してみているうちに、暫くして「そうか、これは反戦劇か。」とわかると、それぞれのシーンの意味や演出が急に鮮やかに飛び込んできて、すっかり引きこまれてしまった。1時間があっという間で、結果的に:mrgreen:素晴らしい舞台だった。
先日、NHKBSのミッドナイトショウで、前半のトーク部分で、だれかが、「今、何はともあれ、取りあえず、戦争反対だけは言わざるを得ない」といっていたのを思いだした。文化人が一斉に警報を鳴らしている。色々考えさせられた。
帰りに、師匠と雑談。
「学級便り、毎週続けてるよ。」
「ブログ読んでるから知ってる。」
「そうなんだ。」
「でも、あれ、一つだけ違うんだよね。」
「何が?」
「十数年じゃなくて、二十数年なんだよね。」
師匠、ちゃんと訂正しときましたよ。 ;)
詳しくは書かないが、かなり凄惨なシーンが続いて、予備知識が全くなかった私は、「何だよ、この気持ち悪い舞台は」という感じで会場を出たいと思ったほどだった。でも、まあ、我慢してみているうちに、暫くして「そうか、これは反戦劇か。」とわかると、それぞれのシーンの意味や演出が急に鮮やかに飛び込んできて、すっかり引きこまれてしまった。1時間があっという間で、結果的に:mrgreen:素晴らしい舞台だった。
先日、NHKBSのミッドナイトショウで、前半のトーク部分で、だれかが、「今、何はともあれ、取りあえず、戦争反対だけは言わざるを得ない」といっていたのを思いだした。文化人が一斉に警報を鳴らしている。色々考えさせられた。
帰りに、師匠と雑談。
「学級便り、毎週続けてるよ。」
「ブログ読んでるから知ってる。」
「そうなんだ。」
「でも、あれ、一つだけ違うんだよね。」
「何が?」
「十数年じゃなくて、二十数年なんだよね。」
師匠、ちゃんと訂正しときましたよ。 ;)
連チャン2本目は、初めて見る明石家さんまの舞台。会場のグローブ座は初めて。新大久保の駅に降りたのは、多分高校入試以来、ウン十年ぶり。昼間に見た「国盗人」は高齢の方が多かったが、明らかに20代、30代中心の客層だった。フランスの「メルシイ!人生」という舞台の翻案だとか。
最初から最後まで笑わせて貰ったが、笑ったのは全てさんまや温水などの芸達者が一人で笑いを取るシーン。アンサンブルとしての笑いは一つもないし、稽古中に付け足したと思われる部分ばかり。脚本としてコメディ仕立てにしているところで笑えるところは一つもなかった。まあ、明石家さんまは大好きだけど、テレビで見ればいいな。
最初から最後まで笑わせて貰ったが、笑ったのは全てさんまや温水などの芸達者が一人で笑いを取るシーン。アンサンブルとしての笑いは一つもないし、稽古中に付け足したと思われる部分ばかり。脚本としてコメディ仕立てにしているところで笑えるところは一つもなかった。まあ、明石家さんまは大好きだけど、テレビで見ればいいな。
水曜日、期末テストを利用して、午後から休暇を取って舞台をハシゴする事にした。というより、その日しかチケットが取れなかった。
1本目は、世田谷パブリックシアターの「国盗人」。野村萬斎の「オイディプス王」のアテネ公演をNHKで見て感激したので、是非とも見たい作品だった。平日の早い時間なので、1回G列といういい席が取れた。しかも、一階中央当たりと思っていたら、舞台が張り出しになっている関係で、前から3列目というかぶりつきだった。
面白かった。陰謀と殺人だらけのストーリーが、萬斎の演技で会場に笑いの渦がおこる。題材にした「リチャード三世」は、大学の頃、新潮文庫で読んだきりで、白石加代子の一人4役の区別が時々出来ずに混乱したが、それを割り引いても、その演じ分けも含めて、演技演出共に新鮮で刺激的だった。
ともすると、(特に中学校演劇では)否定されがちな客席に向かっての語りを、演劇の手法として大きな可能性のあるものとして再認識出来たのは大きかった。それにしても、シェイクスピアと狂言の違和感のない融合に感服した。
1本目は、世田谷パブリックシアターの「国盗人」。野村萬斎の「オイディプス王」のアテネ公演をNHKで見て感激したので、是非とも見たい作品だった。平日の早い時間なので、1回G列といういい席が取れた。しかも、一階中央当たりと思っていたら、舞台が張り出しになっている関係で、前から3列目というかぶりつきだった。
面白かった。陰謀と殺人だらけのストーリーが、萬斎の演技で会場に笑いの渦がおこる。題材にした「リチャード三世」は、大学の頃、新潮文庫で読んだきりで、白石加代子の一人4役の区別が時々出来ずに混乱したが、それを割り引いても、その演じ分けも含めて、演技演出共に新鮮で刺激的だった。
ともすると、(特に中学校演劇では)否定されがちな客席に向かっての語りを、演劇の手法として大きな可能性のあるものとして再認識出来たのは大きかった。それにしても、シェイクスピアと狂言の違和感のない融合に感服した。
連チャン2本目は、初めて見る明石家さんまの舞台。会場のグローブ座は初めて。新大久保の駅に降りたのは、多分高校入試以来、ウン十年ぶり。昼間に見た「国盗人」は高齢の方が多かったが、明らかに20代、30代中心の客層だった。フランスの「メルシイ!人生」という舞台の翻案だとか。
最初から最後まで笑わせて貰ったが、笑ったのは全てさんまや温水などの芸達者が一人で笑いを取るシーン。アンサンブルとしての笑いは一つもないし、稽古中に付け足したと思われる部分ばかり。脚本としてコメディ仕立てにしているところで笑えるところは一つもなかった。まあ、明石家さんまは大好きだけど、テレビで見ればいいな。
最初から最後まで笑わせて貰ったが、笑ったのは全てさんまや温水などの芸達者が一人で笑いを取るシーン。アンサンブルとしての笑いは一つもないし、稽古中に付け足したと思われる部分ばかり。脚本としてコメディ仕立てにしているところで笑えるところは一つもなかった。まあ、明石家さんまは大好きだけど、テレビで見ればいいな。
水曜日、期末テストを利用して、午後から休暇を取って舞台をハシゴする事にした。というより、その日しかチケットが取れなかった。
1本目は、世田谷パブリックシアターの「国盗人」。野村萬斎の「オイディプス王」のアテネ公演をNHKで見て感激したので、是非とも見たい作品だった。平日の早い時間なので、1回G列といういい席が取れた。しかも、一階中央当たりと思っていたら、舞台が張り出しになっている関係で、前から3列目というかぶりつきだった。
面白かった。陰謀と殺人だらけのストーリーが、萬斎の演技で会場に笑いの渦がおこる。題材にした「リチャード三世」は、大学の頃、新潮文庫で読んだきりで、白石加代子の一人4役の区別が時々出来ずに混乱したが、それを割り引いても、その演じ分けも含めて、演技演出共に新鮮で刺激的だった。
ともすると、(特に中学校演劇では)否定されがちな客席に向かっての語りを、演劇の手法として大きな可能性のあるものとして再認識出来たのは大きかった。それにしても、シィクスピアと狂言の違和感のない融合に感服した。
1本目は、世田谷パブリックシアターの「国盗人」。野村萬斎の「オイディプス王」のアテネ公演をNHKで見て感激したので、是非とも見たい作品だった。平日の早い時間なので、1回G列といういい席が取れた。しかも、一階中央当たりと思っていたら、舞台が張り出しになっている関係で、前から3列目というかぶりつきだった。
面白かった。陰謀と殺人だらけのストーリーが、萬斎の演技で会場に笑いの渦がおこる。題材にした「リチャード三世」は、大学の頃、新潮文庫で読んだきりで、白石加代子の一人4役の区別が時々出来ずに混乱したが、それを割り引いても、その演じ分けも含めて、演技演出共に新鮮で刺激的だった。
ともすると、(特に中学校演劇では)否定されがちな客席に向かっての語りを、演劇の手法として大きな可能性のあるものとして再認識出来たのは大きかった。それにしても、シィクスピアと狂言の違和感のない融合に感服した。

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