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鉄道・演劇・日常

  • 日常生活の事や、趣味の鉄道(主に音鉄した結果等)の件、演劇は、全国大会等の良かった所等です。
    主に、鉄道に関係する件の更新が多いかと思います。
    更新頻度は、気まぐれなのでお楽しみに!
  • 2009 | 01 | 04
    2008 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12

    ふと思ったこと

    daiman  2009年1月21日(水曜日) 16:53  
    僕が演劇部に入部したところから、今の演劇マニアに至り、けっこう多くの作品を見てきました。
    学校でも、練習台本として、いくらか貰ったのもあり、様々な演出方法、舞台の使い方が頭をよくよぎらせたりします。
    また、「パンフレット(リーフレット)集」の中の資料はここ3年の物だけですが、パンパンになっています。

    では、中学時代〜今まで、どれだけ中学・高校演劇を見たり、台本を読んだのか?
    部活で読んだ作品、個人的に買った台本集等を含め、合計作品総数
    は、100作品以上。
    最低100作品は絶対見ています。
    「ずらずら書け!!!!」と言われると、正直面倒な作業なので、やりませんが、これは、間違いなく言い切れます。

    台本を持っている数(本の中に数作品ある場合、それぞれを1作品とする。・例、1つの本の中に、タイトルが違う、7つの作品ある場合、7つ持っているとする。)
    台本資料ファイルの中と、台本集の本の中の作品、全てごうけいすると、最低40作品は、あります。
    行方不明のが見つかれば、50は超えるでしょう。

    2回以上見た作品。桜井家の掟等、去年の都大会でもやった作品は、間違いなくここに入ります。
    また、部活の時に、ビデオ、DVDで録画したものを見たのも含むと、合計は、最低10作品以上。

    桜井家の掟、夏芙蓉、夢幻図書館、彼女によろしく、七人の部長、ハロマイ、ボクの自由帳、戦争を知らない子供たち、全校ワックス、おもいでかぞく。
    最低でも、これらは2回は見ています。

    最後に、ダイマンの、これまでで、印象に残っている作品BEST5!!!を紹介します。
    これらは、僕が、今現在で、一番印象に残っている、作品です。
    ちゃんと、理由もあります!!

    まず、5位。→H19年の都大会より、中野ZEROホールで上演した、高島第二中の「修学旅行」

    理由→枕投げのシーンは、客席から投げるという行動に、意表をつかれ、さらにクスミ君、アキラ先生等、笑いがよく取れていたから。また、それらが、今でも印象に残っているから。

    次に、4位。→H18年、高校演劇の全国大会出場、島根県立三刀屋高校の「三月記〜サンゲツキ〜」

    理由→演劇マニアとしての道の原点であるから。また、自分が「山本」のマネをよくしているから。

    まだまだ行きます!!!3位→H19年の都大会より、中野ZEROホールでやった、三鷹四中の「桜井家の掟」

    理由→これにより、「桜井家の掟」が大好きになり、現在の最高記録、合計6回見た(但し、学校は、全て違う)のを打ち出した。

    上位になってきました!!な、2位→H18年の都大会より、中野ZEROホールでやった、三鷹四中の「七人の部長」

    理由→台本を持っているため、内容を知っていたが、役者の反応・動作等、全国大会位レベルが高かったのが、今でも印象に残っているから。

    キター!!!と思える、第1位!!!

    H18年、代々木オリンピックセンターで上演した、神奈川県にある、鴨川中の「オアシス物語」

    理由→今でも、障害のある役の役者の印象が残り、「小さな世界」を手話でやった、無音の世界が、不思議と心地よく、自分も世界に入り込んだから。また、オーナーのアナウンサー声等が、とても良かったから。
    また、演劇好きの原点でもあるから。

    以上です!!!
    今思えば、本当に「オアシス物語」を超える作品にまだ出会っていないのです。
    全国大会と、地区大会って本当にレベルが違います。

    自慢しているような言い方で申し訳ないですが、演劇を見続けている、熟練者を、童心に返らせる位の感動・演技披露があれば、座をゆずるでしょう。
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    都大会感想〜ずらずらと字ばっかで読みにくい?〜

    daiman  2009年1月14日(水曜日) 16:49  

    さて、都大会が終わり、3日経ちました。
    僕も、疲れて、まだ食後すぐに寝て、11時に目が覚めるような生活が少々続いています。
    やっぱり、3日連続で行くのは、体力使うけど、感動・笑いは、良い刺激になりました。

    最初に、今大会での特徴を、さらっと書いておきます。
    今回は、音楽を使うのが基本形態のようで、音楽・効果音を全く使わなかったのが、大田区立蓮沼中のみ。
    それ以外の学校では、音楽・効果音を必ず使用していました。

    2校ほど、役者が音に負けていたのが、残念でした。

    役者は、都大会ですので、結構鍛え上げられていますね。
    稲城5中は、稲城地区大会で見た時より、うん千倍よかったです。
    まるで、アリが、恐竜になったかのようでした。
    もちろん、板橋区大会でも、素晴らしく見せてくれた、「アニータ・ローベル」も、過去にさかのぼれば、数回都大会・全国大会に行っているだけあり、中学時代の僕だと、レベル的に絶対に勝てないような最高な劇を見せてくれました。

    さて、さっそく下に、ずらずらずらと感想・評価を書いていこうと思います。

    レベルについてですが、一番低いレベルは、「練習以下」です。(地区大会でも付ける事はあまりないくらい)また、最高レベルは「全国大会並」と表記します。

    詳しく下から順に書いていくと↓になります。

    練習以下→練習並→地区大会並(区大会並)→都大会並→関東大会並→全国大会並。
    また、〜が入っている場合は、その中間くらいと思ってください。

    さて、今度こそ本題に入ります。

    世田谷区緑ヶ丘中
    「天空と未来の夕焼け」(創作)

    声は、聞きづらいが、声量は、良かった。
    アドリブも多く、逆に負けていた。
    裏方は、イマイチであったが、役者はなかなか良かった。
    動きが少ない代わりに、伝える力、中村カイトのバカっぽさが非常に良かった。

    台本の質は、少し創作が入っている感じ。
    学生の雰囲気がよくでていた。
    だが、被り、後ろ向きが多く、声が聞こえない時があった。
    音は、大きすぎる時もあったため、レベルは、区大会レベル。

    東村山第六中
    「アイズ(中学生版)」役者は、普通の都大会レベル。
    照明の使い方も良かった。
    また、家族の中の出来事は、上手に表現できていた。
    だが、後ろの、主人公の頭の中の住人は、普通だった。
    ストップモーションも良く、レベルは、都大会レベル。
    伝えるように語りかけていたので、全体的には良かった。

    東綾瀬中
    「つばめ〜ワイルド作『幸福な王子』より〜」
    正直地区大会レベルだった。最後の最後で少し良くない面があり、残念だった。
    役者は、関東(全国?)に行った事は、まだわかるレベルだったが、正直普通レベルだった。
    良い点は、語りかけるような口調であった事だった。
    良くない点は、音響の使いすぎ&暗転がだんだん長くなっている事だった。
    旭丘中
    「桜井家の掟」
    今回を含み6回見た中で、3番目に良かった。
    光一・父は、もう少し工夫した方が良いと思った。
    真紀は今まで見た中で、一番良かった。
    また、窓が横にあるのに、光一・母の窓のやつができるのは驚いた。
    また、新工夫として、お母さんとのボコボコシーン(父・不良)が、目の前で見れる工夫と、光一・母の「返事!!!」のセリフが良かった。
    地元ネタを使用していて、良かった。
    「池袋」で事件、「練馬方面へ逃走」、「板橋第一小学校6年3組」、「ブクロキッズ」等
    笑いも結構取れていた。
    レベルは、都大会並。

    駒込中
    「王子がくれた物語」
    ダンスを見せるばっかだったので、劇という感じがあまりしなかった。
    レベルは、区大会レベル。

    ただ、裏方のドアの工夫(ブラックライト等)は、とても良かった。
    役者は、都大会の中では比較的低いレベルであった。

    「アニータ・ローベル」
    赤塚一中

    役者は、とても上手で、照明の使い方もバッチシだった。
    音は沢山使っているように思うが、意外と適度な量で、丁度良かった。
    戦争物だったが、「血」を示す赤い照明も、良く、とても良かった。
    雰囲気や、間の取り方もけっこう良かった。
    レベルは、都大会レベル。

    「グッドバイ・マイ・・・・・」
    田端中
    役者は、なかなか普通であったが、動きは、比較的多かった。
    おそらく、その日の見た中で一番多いだろう。
    照明等裏方は、まあまあの出来であった。
    レベルは、地区大会〜都大会レベル。

    「花柄マリー」
    南大谷中
    越智優ワールドがいつも通りの雰囲気で始まり、「越智優さんの作品だっ!」と思いました。
    役者は、まあまあ普通であったが、地区大会レベルな感じだった。
    越智さんらしく、最初に笑い、後に感動の感じだったので、まだ良い方だった。
    照明は、めちゃめちゃ普通だった。
    だが、コケた時のアドリブが偶然の場合、対応がバッチシであった。
    もしも、演技だった場合、「偶然のように見せかけている」演技となるため、演技が上手と考えられる。
    ↑走り回っている時に、コケそうになり「大丈夫?」と聞き、「大丈夫じゃない」と言ったアドリブのシーン。

    全体レベルは、地区大会〜都大会並。

    1日目の平均レベルは、地区大会〜都大会並。

    1日目終了!


    2日目

    夢幻図書館へようこそ」
    葛西第三中
    去年の都大会作品。

    先にレベルを発表します。
    都大会〜関東大会レベル。

    理由としては以下。

    ・役者が、完璧成りきっていて、去年の目黒を越えたレベルだったから。

    ・夢幻図書館の開館時、去年のような「チカチカ」したような照明が緩和され、さらに扉が左右から出てくる感じが良かった所。

    ・ダサイ、オサムが前回より良かった所

    ・未来の先生が、ダサイ、オサムと太宰治の価値観を大きく差をつけている所。(太宰治ファン?)
    「(惚れてるように)あの太宰先生と、(怒った感じに)こんなダサイと同じにしないでっ!」

    ・過去のあの大女優の行動等。

    悪い点は、笑いが少ない所。

    また、夢幻図書館での、大女優や、未来の先生、ダサイ・オサムの登場する時の工夫が少し違いました。

    原作は、後ろの扉が開いて、そこから来ます。
    今回は、扉のパーツが左右から動いて来るので、その扉の後ろ(扉は、後ろからワームが支えて、動かしている)から現れるのです!
    つまり、ワームと一緒に隠れているわけです。
    その登場の仕方は、最初に予測できましたが、素晴らしくできていました。

    もう一点、素晴らしい工夫が施されていたのは、マイクについてです。
    最初の図書館開館時、マイクで夢幻さんが発言後、わざとマイクをトアノさんの机において、パソコンを打つ時の「カチャカチャ」という音を、トアノさんが叩いて表現していました。
    机を叩く(爪で音をたてる?)のを大きく、さらに同時に表現する事において、最高かつ素晴らしい工夫でした。
    しかし、デメリットとして、一部のセリフがいつも以上に大きく聞こえるため、聞きづらい時もありました。

    ですが、ワームで笑いをとれない所が残念だった。
    また、抵抗する所をできない感じがあり、残念だった。
    トアノさんは、アナウンサー声ではないが、似合っていた。
    夢幻さんは、なかなかバカっぽかったです。

    「おもいでかぞく」
    東山中
    去年の都大会作品
    正直、明日の稲城にも負けそうな位のレベル。
    地区大会レベル。
    まだ、内容がわかるのであるが、棒読み、棒人間(つったったまま話す)が多く、去年が良かった。

    お父さんが特にひどかった。
    なぜなら、尻向け・棒読み・棒人間で最悪だったから。
    その他の役者は、少し悪い位のレベル。
    有希は、子供っぽくなく、少し似合って無かった。

    これは、昨日の全部よりも下の実力であった。

    「夏休み」
    日野学園(品川)
    〜斎藤さん作品〜

    大場憲一(バケ)の話。
    都大会レベルの作品。個人的には赤一と同等のレベルを持つ。
    最初のバケが話す時の口調(ちなみに演じている人は、外国人の小6)が、本当によく出来ていて、引き込まれた。
    声は、アンパンマンに似ている感じである。
    役者は、上手く、役者だけなら、都大会以上のレベルである。

    照明も良くできていて、全体的にまとまっていた。
    暗転時は、森の妖精がセットする等飽きない工夫があった。
    言い方、口調等、役者は、完璧だったが、全国大会のように印象を深く与える事は、あまり無かった。

    「『ああ野麦峠』から繭のうた」
    足立第十一中

    昔の后女を鮮明に描いた劇で、感動を与えた。
    僕も、うるうると来た位、泣かせる劇だった。
    役者は、そこそこ良く、レベルは、都大会レベル。

    吹雪の中の表現等が良かった。

    役者を詳しく評価すると、言い方は、一部棒読みがあり残念だったが、動作・アドリブ・言葉の表現はとても良く出来ていた。
    また、始まる時、三味線を生で引いて、語る、驚きもあった。

    三味線は、何回か出てきて、おばあさん(現在)の話の時は、引いていた。
    糸をつむぐシーンは、自分の手で、上の糸回しを回しそれに合わせて、下で手を動かしていました。

    裏方もよく出来ていた。

    「夏が終わったら」
    府中市立浅間中
    〜創作台本〜

    役者は、亀尾さん風、脚本は、越智さん風でした。
    役者は、なかなか良く、伊豆諸島の島の少女らしい元気さでした。
    落ちは、「すっぱいブドウ」のような、最後に自分達の思いを伝える感じでした。

    意外な小役では、魚隊長と魚兵士の2匹(隊長にアルミ缶があたり、死にそうだから、隊長が隊長の座を譲る→生き返る=隊長の座は、そのまま?→若い人が使う言葉『○○だしぃ〜、カラオケってるしぃ〜』を兵士が使う(『ぼけちゃってるしぃ〜』のような言葉を含む)隊長も使い、若さを主張等。はける時は「ひからびそうだから。Bye」)や、かっぱがありました。

    かっぱは、
    少女「あなたは誰?」
    かっぱ「かっぱ?(疑問型)」

    中略

    少女「あっでもお皿割れてるから、かっぱじゃないね」

    かっぱ「んじゃあかっぱやめる。パッカになる。」
    と、かっぱが脱力系な感じで言う等、面白かったです。

    暗転はなく、出だしは、上手→真ん中→下手の順に3人の少女の理由を当てていたので、照明の工夫は、これだけです。

    レベルは、地区大会レベル


    「夏扶養」
    亀有中
    越智優作品。

    これは、後輩に見せた方が間違いなく良い作品に仕上がっていました。

    舞子ちゃんが上手く、実力がありすぎる役者でした。
    その他の役者は、言葉関係全部、感情、行動、立場、キャラクターの思考までもが本物のように感じました。

    ちーちゃんと舞子ちゃんの過去のシーン(ハムスターの「ぐり・ぐら・ぐる」の話と、長机を運んでいる時に見た、夏扶養の花の話)の時は、ピンスポで当てて、仲の良さ等人情を表現、サエちゃんとタマイの「プリッツ&ポッキー&醤油味せんべい」の件は、↓の通り。

    プリッツ&ポッキー

    サエ「プリッツ全部折ってやった!」
    (プリッツにひざげりをする)



    サエ「袋ごと!」

    せんべい

    サエ「せんべい全部割ってやった」
    (せんべいを下にたたきつけて、足で踏みまくる)





    という感じで、面白かったです。

    ただ、タマイは、元気すぎるタマイで、おとなしいイメージをがらっと変えました。
    「タマイって、のろまじゃない?」のセリフが無かったので、様々な面できちんとそろっていました。

    最後は、台本では、舞子だけが「みんな卒業したっ!」と言いますが、今回は、舞子が行動で、無言時を表現もし、最後は、勢揃いしました。
    レベルは、都大会〜関東大会。

    印象に深く残り、役者、照明、音、全て良くできていました。
    最初と最後は、一人でもだいぶ良い劇でした

    「彼女によろしく」
    蓮沼中

    去年のが最高でした。
    去年は、全てが笑えるシーンだったのに、今年は、去年大笑いのシーンの所が通常の笑い。

    その他は、「シーン」としていました。
    役者も基礎は、できていても、感情、言い方、雰囲気が欠けていた感じです。

    珍しかったのは、暗転が、お客が必ず舞台のセットが見える位明るい状態で行われた事。
    2回目の暗転では、それにより、電子部がロッカーに隠れる所を見て、笑いが起きました。

    また、音を全く使わない劇で、最初は、良いと思いましたが、最後の最後が、役者の力不足より、音が入っていたら、最高な終わりにできると思いました。
    最後は雰囲気で「開けた?感じ→開いた!行こう!とうなずく(僕は、なぜうなずいたかわからなかった)→去る」という感じでした。

    レベルは、地区大会〜練習並

    ※練習並といっても、「本番1週間前位の時」という感じです。

    簡単にまとめると、役者は、イマイチ、裏方は、ミスあり?という感じの劇でした。


    「吹雪よ我が挽歌となれ」
    墨田区立寺島中

    最初、吹雪の音(落石っぽくも思えた)があり、登山者2人が凍えるシーンから始まります。
    そして、山小屋らしき所に変わり、先ほどの登山者の妻と、登山者仲間が話をします。

    話は、おおまかに言うとこんな感じです。
    「命」について、表現する話ですが、審査員がそういう話をしている所から、「成程」と思いました。

    正直、役者は、尻を向けまくり、単調、棒読み、動きほぼ無し、言葉関係不十分でした。
    まだ、雰囲気は、ものすごく出ていて、いや、最初だけ出ていて、後は、あまり出ていない感じでした。

    裏方では、照明が真ん中のピンスポと、右側のピンスポだけで、済ませられていたので、意外と簡単な作りでした。

    この劇は「男2女1」ですが、男3でも間違いなくできますが、質は正直良くないです。
    レベルは、練習並。

    以上で2日目終了です。

    3日目

    「クロワッサン」
    深川第三中
    創作作品。

    創作の割には、台本の質がこの上無いくらい上手だった。
    最近の「偽装問題」を取り入れていて、閉店におちいる所から、バッドエンドかと思ったが、最後は、チェーン店の前に店長がやっていた、小さなパン屋を再開というハッピーエンドに納めたのが、意外で、感動を増せた。
    必ず来年、どこかでやる台本だろう。

    役者や、裏方については、被り、雰囲気が無い尻向けがあったが、役者は、都大会レベル、裏方は、多少、人が写らない所があり、少し悪かった。
    ただ、言葉の雰囲気や、言い方等は、素晴らしい物だった。
    そのため、鼻をこする人が多く、僕も少し「うるっ」っときた。

    人情を感じるのには、最適だろう。

    ただ、始めから終わりまで、曲を使っていた。
    だが、それがあるからこそ、感動を与える劇になった。
    声量は、一部音楽に負けていた。

    ちょっとの改善で間違いなく全国は行けるレベルだろう。
    最後の所は、薄い白幕を透かして、後ろを出していたので、舞台の使い方がポイントな劇。
    総合でのレベルは、都大会〜関東大会並。

    「KYO−GeN」
    松ノ木中
    創作作品。

    単に狂言をやっているかと思ったら、2本目の狂言の芝居時に、「こう・こう・こけこっこう」と「びょう・びょう・びょう」と言いながら、○○こうと「エド・はるみ」みたいに連発していた。

    始まった中学校
    宿題忘れて再登校
    だけど天気は、悪天候
    家に着いたら日光
    永福町から乗る急行(京王井の頭線)
    彼女を涙で見送る成田空港
    等、ここは、大笑いしました。

    どうしても言い方が、単調になりやすいのが、古典文学の特徴ですが、あまりに単調すぎて、前述の笑い所以外つまらない雰囲気がありました。
    役者も、動き(2番目の酒の話では、手を縛られている人がいたので、その人は、一部の動きを除く)が少なく、もう少しオーバーにやっても良い感じがありました。
    レベルは、都大会位で良いでしょう。

    「タヒムマシン」
    稲城第五中

    35分間の劇でした。
    何か、ありが恐竜になったような進化をとげました。
    言い換えるなら、山手線が「新幹線」になるという位です。

    役者は、声量以外都大会〜関東大会レベルになり、素晴らしくできていました。

    あきら(3年の馬鹿な先輩)役は、「おでこビーム」、「旗がハタハタしてる」、「この長椅子、ながいっすね。」というネタをやったり、「俺の好きな言葉は、ハーゲンダッツだぁ〜!」と修学旅行のクスミ君みたいに、なっていました。
    笑いは、必ず起こせていました。

    裏方は、一部ミスがあったため、地区大会レベルでしたが、役者の雰囲気等(声量は、女子がダメなので除く)は、良かったです。

    動作は、無くても伝わる劇ですが、少し少なすぎかと思う位でした。

    レベルは、都大会並。
    少し改善があれば関東大会と言っても良いでしょう。

    「彫刻の森へ」
    調布第六中
    創作作品

    台本の質は、クロワッサン並に良くできていた。
    だが、音を劇の半分位使っていた。おおまかな内容としては、19時30のロマンスカーで箱根湯本へ。
    バスに乗り換えて彫刻の森へ行く。
    理由は、親が愛していない、友達関係がうまく行ってないから。
    また、それらが長く続いたから。
    だが、彫刻の森の彫刻を見て、「自分は、愛されている」事を学ぶという内容です。
    ちなみに、彫刻は、自分史になっていて、生まれた頃〜小学校時代の出来事〜未来の自分(彫刻は無い)となっている。

    役者は、活舌の問題以外は、特に指摘はない感じである。
    言葉の伝え方等も、良くできていた。
    「暗転」と言える暗転は、無く、お客を上手に引かせて、その間にセットするタイプだった。

    裏方は、ミスがあったが、うまかった。

    レベルは、都大会並。

    「星がまたたいた夜」
    荒川区立第五中

    戦争関係物。

    現在のごく普通の生活に、主人公の少年のおじさんに当たる人(戦死した)達が友達を連れてきて、戦争と現在の違い・命の大切さを伝える劇だった。

    ハーモニカを引くシーンがあるのだが、そこは、「ふるさと」の曲を引く。
    だが、半音ずれていたり、吹けてなかったりでダメだった。
    役者も動きが少なかった。
    だが、動きが少ない方が逆に良く、雰囲気等の観点は、完璧で、レベルは赤一くらいあった。

    照明は、一部当たっていなくて、工夫が必要と思った。

    ただ、周りの4割の人は、少しでも涙を流していた。

    レベルは、今回は、都大会並。
    ハーモニカが良かったならば、関東大会並。
    また、この劇より、昨日1位と思っていた夢幻図書館は、桜井家と同等、またはそれ以下と思えた。

    「全校ワックス」
    東京大学教育学部付属中等教育学校
    高校演劇。

    意外な形が目だった劇でした。

    それは↓
    1、先生・教育実習生がいて、時々見回りにくる。
    先生は、怖い性格のため、生徒に話しかけられる事が無く、嫉妬を見せる(笑いが起きる)
    教育実習生は、バケツをかぶる!(生徒から「かぶって!」とはやしたてられたため。→笑いが起きる)

    2、相川が男!(イメージは、同じ・陸上部)

    3、江川さんが、白人の子(バケツシーン等は、非常にうまかった)

    照明は、異常なし。
    役者は、がらっと変わる雰囲気も、笑いの雰囲気も存分に出せていた。
    元の高校演劇並に良かった。

    動きも、声量も、アドリブも全て良かった。
    また、各動き(最後のシーンを除く)で、必ず笑いをとっていた。
    だが、残念だったのは、最後の
    「せーの、(全員で)え。」
    でも笑いを起こしてしまったこと。
    そこは、完璧に雰囲気が出せていなかった証拠と思われる。

    告白ごっこは、グループ歌手の立ち位置等、台本に無い設定があった。

    今回は、元の設定+台本に無い設定=素晴らしい劇
    となり、笑いを多すぎにした物になった。

    レベルは、関東大会並。
    今でも、教育実習生のバケツが印象に残っています。

    ちなみに、バケツをかぶった後の踊りは、音楽付きで、後に出てくる島の周りを踊り、走っていました。
    江川が最初にかぶった時もそうでした。


    「陪審員・映画『12人の怒れる男』より」
    南大沢中
    創作作品。

    この劇の役者の中で、怒りんぼというか、感情的な人がいるのですが、その人が、本当に不良っぽいというか、本当に上手で、これまでに見た作品の中で一番良かったです。
    役者は、皆最低でも区大会レベルで、上手かったです。
    雰囲気のだしかた、言葉、感情、全て良かったです。また、本気で机を叩いている等(手が本当に痛くなりそうな位)、迫力もありました。

    裏方は、音の音量も、照明もバッチシでした。
    1日目とは大違いです!

    舞台は、机、ソファ、帽子掛と簡単な作りでした。

    ただ、残念な事に、机を真横に置いた(並べた)ために、後ろ向き・被りが発生してしまい、見えない人が必ずいました。
    全体的には都大会〜関東大会レベル。
    被りがなければ、全国も行けそうです。


    「メイドイン・ポイズン」
    日野第四中
    創作作品。

    あまりよくない作品でした。
    台本の質は、良いとしても、役者がダメでした。
    動きが少なく、声量は良いが、雰囲気が出せたり出せなかったりしていて、ダメでした。
    久しぶりに、アニメ声を聞きました!
    お嬢様は、アニメ声で、雰囲気は出ていました。

    裏方は、この都大会全体で一番ダメな使い方で、顔も見せてくれず、黒い影が行動する感じになりました。
    また、暗転中に明かりが付きそうになったりしていて、ダメダメをはっきり証明していました。

    レベルは、練習〜地区大会並です。

    はぁはぁ。
    こっこれで全部です。
    長時間お読み頂きありがとうございました。

    是非、読んだ感想等をコメントしてくれると幸いです。






    01/17 19:05 shige 
    詳しい感想ありがとうございます。一人一人、見方が違うものですね。私は、1日目の南大谷の花柄マリーは、キャスト、スタッフ含めて、ここ数年でも5本の指にはいるくらい完成度の高い、素晴らしい舞台だと思いました。
    それと、稲城五中の所で、高二の真似とは、どういう意味でしょうか。私達の舞台は、上手い下手はともかく、部員と一緒に1から作り上げました。今まで、上演されたどこのタヒムマシンとも似ていない自信だけはあります。もし、演出や演技で似た学校があったのなら教えて下さい。
    01/21 16:18 daiman 
    コメントありがとうございます。
    上記の発言は、今思うと少々不適切かと思ったため、削除しました。
    タヒムマシンは、僕は初めてみました。
    これは、昨年の都大会の、修学旅行を演じた学校に、舞台の使い方等が似ていたなぁ。と思ったためです。
    舞台袖での演技等が似ていたところから、感じたものです。
    もちろん、「それをやったから、いけない」という事はありません。
    1から作ったなら、なお素晴らしい工夫です。
    劇をたくさん見ていると、必ず同じ(またはそれに似ている)演出や、舞台の使い方が出るものです。
    僕が印象に残っているシーンに、似ていたところから、今は削除しましたが、そのような発言をしました。



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    賀正

    daiman  2009年1月05日(月曜日) 10:48  
    明けましておめでとうございます。今年も、ブログを通してよろしくお願いします。
    100KB以下の工夫の試しに、少々カメラでは画質が悪いのを添付してみました。
    添付した後に、内容をかいているので、どれぐらいの画質だと良いのか確認完了です。
    今回は、お正月休みに鉄道好きな「いとこ」と共に、祖母の家の近くの撮影ポイントに行ってきました。
    ここは、左の山をバックにするのが基本ですが、そっちは、写真の条件に合わないので、諦めます。
    これでも、後ろの山(浅間山)は、幼いころからの好きな山で、この日のように晴れていると、とても美しく見えます。
    そんななかを走るキハ110です。

    さて、写真の前置きが長くなりましたが、本題に入ろうと思います。

    まず最初に、前回指摘があった、「大木君」について。
    大木君(たいぼくくん)とは、状況によりますが「腕を組んで、口以外全く動かない人」です。
    ちなみに、女性だと「大木さん」(たいぼくさん)です。

    地区大会レベルだと、ここで、大きな差がつくことがあります。
    都大会では、まず見かけないケースでもあります。

    目黒第八中がやった、「夢幻図書館へようこそ」は、みんな知っていると思います。
    それを例にあげて説明しましょう。1週間後に行われる都大会でも、やりますし。

    結構中盤まで省略します。
    なんだかんだで、明治か大正時代の作家で、着物を着ている「ダサイ・オサム」が現れます。

    そして↓のように表現したとします。

    「現れた→無言で動いて、自分の位置についた→腕を組んだまま立ちっぱで、話す。」

    昔の男性のイメージは「一家の主で、食料を作っているから、飯の量は、家族の中で一番多いんだ!!!」っていうような、いばっているイメージがあります。(社会の教科書にも、そんな感じの事がのっているはず。)
    そうでなくても、武士の時代の名残で腕くみをする人が多いと、考えられます。
    そこから、腕くみをするのはまだ良いのですが、無言で動いて、そのまましゃべる。

    なんか、役者の立場等がつかみずらいと思いませんか?

    このような時は、↓が良いと思います。
    「現れた→セリフ(アドリブも可)を言いながら、自分の場所に動く→立っているならば、最低でも、一部を除くセリフの時は、腕組み以外の行動を取る」

    という感じです。

    これで、つかみにくい人に、もうひとつ例をあげます。

    体育の先生って、人にもよりますが、腕を組んでいる人って多いと思いませんか?

    注意するときって、腕を組んだまま「うぉい!!!ダイマン!!!そこはトスだろ!!!」ってまあ、言う人もいるかもしれませんが、根気よく指差しをする人が多いと思います。

    サッカーの場合も、「行け!!行け!!ダイマン!!ゴールが、がら空きの今がチャンスだっ!!!」って、腕組みの状態で動かないで言うと、迫力が無いのを感じませんか?
    少しでも、体を傾ける等したら、まだ体育の先生っぽいと思います。

    そんな感じのケースです。

    僕の実際の経験では、はじっこで、つっ立ったまま、大木君をやった、背の高い男子がいて、その時、生徒の方から「大きい木みたい!!」→「大木みたい」→「大木君だっ!!」
    というようなひょんなことからできたのです。

    様々な地区大会を見ていると、意外にもそんな人が多く、上手な人は、絶対にしないのです。
    していたとしても、状況に合っている時のみなんです。

    雰囲気が出ていれば、自然と動作からも劇を読み取ることができます。
    「耳の聞こえない人にも、劇の趣旨を伝える」ようになっている人は、僕でも高評価を下します。
    実際、初恋(片思いだが)のTさんは、そんなのも余裕でこなし、セリフをその場に合った感情で数回練習したら言えるような、「演劇の魔女」のような存在でした。

    結論として、大木君(大木さん)の定義として「腕を組んで、口以外全く動かない人」の事。
        ・・・・
    ただし、お客さんから見て、状況があっている時は、しても良い。

    という感じです。
    さまざまな劇をみれば、自然に意味がわかってくると思います。

    最後に、正月に行った路線紹介。
    今回は、「東京→高崎→佐久平→小淵沢→甲府→富士→三島→東京
    」と行きました。
    途中、深谷・高崎・小淵沢・甲府・富士・三島で途中下車しました。(祖母の家の最寄り駅を除く)

    深谷は、東京駅みたいに、赤レンガでできていて、本当に「偽東京駅」でした。
    町並みは、田舎っぽい感じでしたが、駅の出口から徒歩10秒の位置に神社がありました。
    赤い橋も目立ち、途中下車してみないと、わからない風景を見てきました。

    高崎は、駅前をぶらり。
    ダルマの絵がなんとなく勇ましい感じがありました。
    EF55弁当は、正直買いたかったのですが、金欠。

    小淵沢も駅前散策。
    晴れていたので、野辺山付近の八ヶ岳も最高でしたが、小淵沢駅付近から見る富士山、八ヶ岳連峰も最高でした。

    甲府は、スイカが使える駅なので、チャージ・履歴印字をやりました。

    身延線に乗り、富士の山麓の景色を楽しみ、富士山もきれいに見えて、いつの間にか静岡県富士宮市。
    JR東海の特急チャイムも聞けて満足しながら、富士駅で途中下車。
    お正月休みの影響で、商店街は荒廃したかのようにがらがら。
    人がいたら、大賑わいな感じでした。

    そして、普通列車に揺られ三島へ。
    過去のブログにもあるように、また三嶋大社に行きました。
    お守りも買って、お祈りをしてきました。
    三嶋大社の巫女さんは優しく「お参り、お疲れ様です」と、言ってくれて、自分のその時の感情は、秋葉系な言葉で言うと「萌ー」な感じでした。
    なんか、こう、男心をくすぐられるような言い方で、まさに、天使のような存在と思えました。

    帰りは、生まれて初めての東海道新幹線で、東京へ。
    座って鉄がしたいがために、新横浜まで「こだま」。
    新横浜で「のぞみ」(N700)に乗り帰りました。
    西日本・東海の両社の車両に乗れて、良かったです。
    TOKIOの「アンビシャスジャパン」も聞け、山口百恵の「いい日旅立ち」も聞けて、最高な日をすごしました。

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